MINDFUL SKINCARE

私たちは誰でも美しさを求めてお化粧品でお手入れをしていますが、それにもかかわらず肌で悩みを持っている女性が大変多いなぁと感じています。私はその原因は大きく2つにあると思っています。

1つ目は本当に効果の出るスキンケアに出会えていないこと。もう一つは自分で自分の肌を育てていく。愛情を持って大切に扱っていくと言う感覚がないことが大きいと思います。

自分の肌に愛情を持って素肌を育てていく事はあまり耳にしたことがないと思います。女性は化粧品を購入するとき、もっときれいになりたいなぁとかこの悩みをもっと改善して行けたらいいなぁとか未来や自分に対して前向きな気持ちで購入をしてます。

汚くなろうとしてスキンケアを買う人なんて誰1人いないですし、毎日お手入れだってしています！！なのに自分の肌が好きと言う女性はあまりいないんです。私はその原因は、現代女性がとても忙しい毎日の中で暮らしているからだと考えてます。

現代社会では1日があっという間に過ぎてしまう位忙しいですよね。学生として、社会人として、家族の一員として、地域の1人としてなど。1人でいろんな役割を担っているのが普通です。自分のことだけに時間をかけれるかというと難しいので、自分よりも優先して先に子供のこと、家族のこと、会社の人へのLINEの返信を！としているうちに、気力も体力も疲れてしまうんです。

ようやく自分のスキンケア、ボディーケアの時間が来た頃にはもうすっかり疲れきってる状態なんですよね。昔の私自身も「お手入れ、めんどくさーい！」と思うほど疲れていて自分のことが後回しだったので、自分で肌を育んでいくきれいにするんだと言う気持ちはわかないと言うことを本当によくわかります。

毎日スキンケアの時間で、この化粧品できれいになるんだとワクワクした気持ちで日々のお手入れをするのと、疲れきってる自分であーめんどくさいし、早く終わらせようー！！とお手入れをするのでは、化粧品の効果は全く変わってきます。

それどころかだんだん使う機会が減っていっていつの間にかすみっコぐらし状態に。それだけならまだしもどうせ私にはちゃんと使えないんだから、こんな高価なものは二度と買わないでおこうと思ったり、私は何をやっても継続できない性格なんだよなぁなんて自分を攻めてしまったり。無意識に嫌な感情を感じる時間になってしまっている人も少なくありません。

その昔私はスキンケアをやらないといけない面倒なものと捉えていました。やらなくちゃいけないことを頭の中にたくさん抱えながら大急ぎでスキンケアをしていた時代がありました…そんな時は呼吸が速くなり鏡に映った顔は無表情そのもの。

そして、心の中ではいつも頑張っているのに、なかなか思い通りに物事が進まないことに常にイライラしていました。そして可愛いはずの子供たちに感情をぶつけてしまうこともあり、そんな時は決まって気まずい空気になり、その後は母の顔色を伺うように行動する子供たちがいて罪悪感がありました。